マイノリティとインディペンデント。

黒猫伯爵

2013年12月14日 10:23

この処、日記の更新が出来てませんでしたな。


さて。

先日の事ですが。

某友人に誘われて、セクマイやトランスジェンダーの方々のイベントに行って参りました。

まー、多分…「工事」をしたガチな方々や、薔薇や百合な方々が大勢出て来て、思いの丈をブチ撒ける様な
濃い〜ぃイベントなんだろうな〜…と思って行ったんですが←

予想に反して(?)そんなに濃くなく。
割とライトな男装さんや女装さんも居たり。
…あ。ライトな、とか言っちゃいけないな。
その当人にしてみたら、物凄く重大で、真剣な悩みなのだから。

性転換手術まで至る程の、性同一性障害の悩みを抱えてる人も居れば、
性転換まで行かなくとも、何となく自己の性に「違和感」を感じて苦しんでる人や、同姓愛を理解されずに苦しんでる人も居る。
…物凄く、幅広い悩みの概念な訳で。


司会者さんが、「自己の性に違和感を持つ人達は、5人に1人とか、10人に1人の割合で居る」と言ってたが、
我輩の経験から言っても、そのぐらいの割合で居るだろうね。
現状、普段の生活では、隠さざるを得ないだけで。


…黒猫貴族の館の実店舗が有った当時も…
普通にオープンでガチな薔薇さん百合さん男装さん女装さんが沢山ご来店して下さってましたからねぇ。

我輩の周囲では、ごく当たり前の存在だったんですが←


この日のイベントでも、見知った方々がチラホラ←



こういう人達が、普通に居る・普通に認められる世の中であって欲しいものです。



ぁ。


この日のイベントで。

女装子さん5人組のバンド、「ねこみみ」が超面白かったwwwwwwwwwwwww

…けど一方で。
女装や男装を、単なるネタとかヲタク文化だと一般人に誤解して欲しく無いなぁ………とも思いましたね。

真剣な悩みなのだから。




このイベントが終わった後。

これまた、假屋崎氏…もとい!W氏の劇団の公演が有るというので観に行きました。
(久々に会ったW氏。假屋崎さんというより、TOHJIRO監督に顔がだんだん似て来たなぁ、とか思ったのは秘密★←A●監督のww)
W氏とは、ロックオペラ「天国と地獄」以来かな。


この日は「人形の家・蜘蛛の糸」という舞台だったのですが…
これが相変わらずというか、面白かったです♪♪

蜘蛛の糸篇と人形の館篇に構成が別れてたんですが、
蜘蛛の糸篇は、相変わらずW氏らしい脚本・演出というか(笑)
善悪の常識をひっくり返して見せるパターンですね。
最初、何で冒頭にベリーダンスを入れるかなぁ??と疑問だったんですが、
最後まで観ると、成程!!!とニヤリとさせられました★
(これは分かる人には意味が分かる。)

そして蜘蛛のビジュアル(笑)と…エマさんんんんんーーーっ?!Σ( ̄□ ̄;)
…ネタばらししちゃったかしら??(笑)

人形の家篇は…所謂、アリス物ですね。

「天国と地獄」の舞台美術やってた時から、役者さんが入る柩を造りてぇ!!!…と言ってた我輩←ww
アリス物はツボでしたわ〜


…我輩が先頃出した新作も、アリス物で。
鏡張りの柩に緊縛して吊るすドールでしたからな…

うーん、どうして毎度W氏とはネタが被るのか。(笑)

「天国と地獄」以降、W氏は「京都狂乱」やら「九尾の狐」で、
高野山やら陰陽師をネタに舞台をやってた頃。
…我輩は、同じ陰陽道でも恐山やら羽黒山・羽黒系修験道のリサーチしてましたからな。(苦笑)
方向性がローカルな方向に。(苦笑)


てな訳で。
今回はW氏に「八将神」の御幣をプレゼントした我輩www(無論オリジナルデザインでww)
…W氏、「八」繋がりだから良いよね?(笑)

あと、新潟の地酒「柳都」と。
スタジオの神棚に供えてくれい★(笑)




そういえば。

前述のイベントに出演なさった女装さんも、この舞台を観に来てましたわ。

…業界、狭いですわね。(笑)