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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2007年12月13日

こけしっ♪

雪が降って来た。いよいよ冬本番。
光のページェントも始まり、クリスマスや年の瀬も近い。
…まぁ、我輩は悪魔なのでクリスマスを祝う習慣なぞ無いがなww


そんな季節の前フリに全く関係無く
「こけし」の話。

…誰だ、電動ですか?などと聞いてくる不届き者は。(苦笑)

やっぱり遠隔操作できるヤツの方が面白いvV
…って、違うがな!!

そーぢゃなくて、鳴子とか遠刈田とかの
木彫りの土産物の「こけし」の事。


「こけし」には「子消し」とゆー別の呼び名が存在する事をご存じだろーか?

その昔、間引いた子供の形代としての意味合いが有ったのだが…(詳しくは省くけどね。)

さらに元を辿れば、魔除けの呪符としての意味も見えて来る。


こけし。
その姿は、古代の「庚申塚(村々の入口に魔除けとして建てられた木柱)」のミニチュアの様でも有る。

縄文時代の土偶の様に、そもそもは護符や魔除けの身代わりの意味が有ったのでは有るまいか?
(悪霊の眼から子供を隠す、とゆー意味に置いては確かに「子消し」では有るが…)

それは兎も角として。

話を戻すが、間引きの意味を未だ判らぬ小さい子供に説明する場合、

「(間引かれた)〇〇ちゃんは、こけしになっちゃったんだよ、だから良い子にしようね。」

とゆー具合に説明・理解させるのに極めて便利とゆー
実用的な部分が有ったろう。
(秋田の「なまはげ」も類似の実用的な部分のみ残ったに相違あるまい。)


間引きと言えば。
6歳までは半分霊界の支配下にある、とゆー考え方が有って。
(つまり、7歳にして初めて100%の人間として認める)
だから間引いても問題ない、と考えられていた時代・地域が在りますね。
(間引いても、それは霊界に帰す、とゆー考え方の元に。)


…あさきさんの曲で「この子の七つのお祝いに」とゆー名曲も有ったな。…休題閑話。


そーゆー意味で、「七五三」を見直してみるのも面白いだろう。

七五三、で思い出したが。

神社の鳥居が何故赤いか?

それも恐らくは、魔除けの呪術的意味が有ったのでは有るまいか。

古代、赤(紅、緋)の顔料として使われた水銀には
防腐作用が有ったとゆー科学的な理由の裏付けも有る。
そこから「赤い」色に神秘的な意味を見出したであろう事は
想像に硬くない。



今年くらいは、子供さんに
クリスマスにサンタクロースの話では無く、
間引き…
いゃ、「あまんじゃく」とか「瓜子姫」とかの話を聞かせてみては如何だろーか?
(止しなさい。…鬼かお前は!笑。)

悪りぃ子ゎ居ねぇがぁ〜!!(笑)
  


Posted by 黒猫伯爵 at 16:57Comments(0)