2009年05月23日
呪いの小箱。
此の所、リクエストが多いので、
それにお答えして、【呪い】の話をひとつ。
(諸君も物好きだなw)
先日、武田●矢氏がラジオで
『漢字の口は、呪いの箱の形だ』と言っていた。
曰く『吉は、呪いの箱を土に埋めた姿』『凶は、呪いの箱を開けてしまった姿』だと。
(注:現在の【吉】の文字は【土】の、下の横棒が短いが、昔の文字では下の横棒が長かった!!)
…武●鉄矢は生理的に大嫌いだが、珍しく良い話なので、たまには褒めてやる。(笑)
コレには実例が有る。
去年末も書いたが、平安京に遷都した桓武天皇の指示で、
平安京の四方には『一切経』と言われる悪鬼祓いの経文が土中に埋められた。
経文を土に埋める=災いを避ける【呪い】である。(悪鬼が入って来ない様に結界を張った…って事。)
文字通り、上記の【吉】=【呪いの箱を土中に埋める】行為だ。
その桓武天皇の懐刀、坂上田村麻麿も同様に、
蝦夷討伐に際して【日本中央】と刻んだ石を土中に埋める…
という呪術を行ってる。
因みに、その呪術を行ったと言われる石碑が、昭和になってから
土中から発見され、現在は青森県東北町の国道4号線沿いに安置されている。
(日本中央の碑公園として整備もされているので、ドライブてがら立ち寄ってみるのも良かろう。)
この場合、土中から掘り起す…即ち【凶】に当る行為であるが…
その結果、どの様な呪術的因果関係の有る事象が発生したかは
子細に検証する必要が有る。
この石碑は俗に【壺の碑】とも呼ばれ、
この場所以外にも存在し、(多賀城にも有る。)和歌にも読まれている。
古代、呪いを掛けたモノを壺に入れて土中に封ずる行為は、よく行われていたのだろう。
古来から言う『口は災いの元』の諺は、
人間の発する言葉【言霊】と同時に、この様な【呪いの箱・壺】を意味している。
発言と同様、呪いの箱の取り扱いには気を付けろ…という意味に於て。
また、【占う】も【口】の上に【ト】。
【ト】単体だけでも【うらべ(=占部)】と読む読み方も有る。
…つまり本来、【占い】とは呪術に精通し、
【呪いの箱に立脚し、吉凶を判断、呪法をアドバイスをする者】である。
また、土中に埋める…
と言えば
【人柱】も有る。
これも土木工事の安全祈願の【呪い】である。
特に難工事・事故が多発した場合、
事前に【生贄】として人間を捧げて、それ以上の人的被害を予防する…という意味が有ろう。
但し、これには、どの様な生贄を、どの様な形で捧げるのが適切か、
残念な事に、その知識・技術は失われてしまっている。
(もしかして、日本の何処かで密かに伝承されているのかも知れぬが。)
もうひとつ。
【即身仏】。
…密教で、修行僧が生きながら土中に埋められ、
三年後に掘り出されて、そのミイラを【即身仏】として祀る、アレ。
この場合は、後日掘り返す=【凶】に当る行為であるが…
ソレを【仏】として祀る事により
【魔を以て魔を制す】という考えの基、
【凶事を起すパワーの存在を味方】にして、
外部からの呪いを跳ね返す・敵対者に凶事が降り懸かる様にする…
という思想であろう。
この【即身仏】の存在を知ったカトリックの司教が、
ヴァチカン本国に
『東洋に悪魔が居た!!』と報告したという逸話が有る位だ。(笑)
…さもありなん。
カトリック(キリスト教)から見たら、そりゃあ…
悪魔崇拝としか見えんわなwww
日本は古来…本来、悪魔の国だったのだよ。(爆笑)
それにお答えして、【呪い】の話をひとつ。
(諸君も物好きだなw)
先日、武田●矢氏がラジオで
『漢字の口は、呪いの箱の形だ』と言っていた。
曰く『吉は、呪いの箱を土に埋めた姿』『凶は、呪いの箱を開けてしまった姿』だと。
(注:現在の【吉】の文字は【土】の、下の横棒が短いが、昔の文字では下の横棒が長かった!!)
…武●鉄矢は生理的に大嫌いだが、珍しく良い話なので、たまには褒めてやる。(笑)
コレには実例が有る。
去年末も書いたが、平安京に遷都した桓武天皇の指示で、
平安京の四方には『一切経』と言われる悪鬼祓いの経文が土中に埋められた。
経文を土に埋める=災いを避ける【呪い】である。(悪鬼が入って来ない様に結界を張った…って事。)
文字通り、上記の【吉】=【呪いの箱を土中に埋める】行為だ。
その桓武天皇の懐刀、坂上田村麻麿も同様に、
蝦夷討伐に際して【日本中央】と刻んだ石を土中に埋める…
という呪術を行ってる。
因みに、その呪術を行ったと言われる石碑が、昭和になってから
土中から発見され、現在は青森県東北町の国道4号線沿いに安置されている。
(日本中央の碑公園として整備もされているので、ドライブてがら立ち寄ってみるのも良かろう。)
この場合、土中から掘り起す…即ち【凶】に当る行為であるが…
その結果、どの様な呪術的因果関係の有る事象が発生したかは
子細に検証する必要が有る。
この石碑は俗に【壺の碑】とも呼ばれ、
この場所以外にも存在し、(多賀城にも有る。)和歌にも読まれている。
古代、呪いを掛けたモノを壺に入れて土中に封ずる行為は、よく行われていたのだろう。
古来から言う『口は災いの元』の諺は、
人間の発する言葉【言霊】と同時に、この様な【呪いの箱・壺】を意味している。
発言と同様、呪いの箱の取り扱いには気を付けろ…という意味に於て。
また、【占う】も【口】の上に【ト】。
【ト】単体だけでも【うらべ(=占部)】と読む読み方も有る。
…つまり本来、【占い】とは呪術に精通し、
【呪いの箱に立脚し、吉凶を判断、呪法をアドバイスをする者】である。
また、土中に埋める…
と言えば
【人柱】も有る。
これも土木工事の安全祈願の【呪い】である。
特に難工事・事故が多発した場合、
事前に【生贄】として人間を捧げて、それ以上の人的被害を予防する…という意味が有ろう。
但し、これには、どの様な生贄を、どの様な形で捧げるのが適切か、
残念な事に、その知識・技術は失われてしまっている。
(もしかして、日本の何処かで密かに伝承されているのかも知れぬが。)
もうひとつ。
【即身仏】。
…密教で、修行僧が生きながら土中に埋められ、
三年後に掘り出されて、そのミイラを【即身仏】として祀る、アレ。
この場合は、後日掘り返す=【凶】に当る行為であるが…
ソレを【仏】として祀る事により
【魔を以て魔を制す】という考えの基、
【凶事を起すパワーの存在を味方】にして、
外部からの呪いを跳ね返す・敵対者に凶事が降り懸かる様にする…
という思想であろう。
この【即身仏】の存在を知ったカトリックの司教が、
ヴァチカン本国に
『東洋に悪魔が居た!!』と報告したという逸話が有る位だ。(笑)
…さもありなん。
カトリック(キリスト教)から見たら、そりゃあ…
悪魔崇拝としか見えんわなwww
日本は古来…本来、悪魔の国だったのだよ。(爆笑)
Posted by 黒猫伯爵 at
12:44
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2009年05月23日
野中神社に修学旅行?
一昨日は、例によって例の如く。
ギャラリー・黒猫貴族の館の営業日だった訳だが。
その通勤(笑)途上、何やら地図を片手に迷ってるとおぼしき
中学生(?)グループを発見。
制服だし、時期的に修学旅行かな〜?
…と見えたので、思わず声を掛けてしまった訳だ。
…話聴いたら、やっぱり道に迷ってて、【野中神社】に行きたいのだとか。
(渋いっ…否、ミーハーか?…理由は後で判る。)
地図で示しながら場所教えたが…
考えてみたら、我輩のギャラリーから目と鼻の先。
しかも野中神社って…入口が分かり辛い場所なんで、
先導して連れて行く事に。
…引率の先生、には絶対見えないな我輩。(爆笑)
むしろ、悪の道に引き摺り込む、ハーメルンの笛吹き…(爆)
道すがら話を聞いたら、修学旅行ぢゃなくて
課外授業だったらしい。
…紛らわしい!
ぬぅ。(´・ω・`)
だったら、あっさりと場所を教えずに
散々迷ったり、目的外の別な発見させた方が
教育上、良かったのか…??
迂闊っ(汗)
そーいえば、野中神社って…
神社らしく無い神社で。(笑)
コンクリート造りの建物の二階に有るの。
しかも野中神社ギャラリーってのが有って、
たまに写真展とかアートイベントやってたりするんだよね♪♪
あと…
野中神社と言えば、縁結びの神様…
と言ったら女子生徒に速攻で、
『だから、そこに決めたんです!』と、即答されてしまった。
…瞳キラキラで。(笑)
ふっ…(-_-)y-〜
若いなぁ…(´_`)
青春だねぇ…(←遠い目/笑)
白馬の王子様狙いってか?
(案内した我輩は、白馬の王子様ぢゃ無くて、蒼い馬に乗った黒衣の死神だしな。/笑)
男三人&女二人のグループだったのだが、
同じグループの男子生徒諸君は、アウト・オブ・眼中か。(爆笑)
そんな訳で、野中神社の鳥居の所まで案内した訳だ。
まー、そんでお終い。
ぁ、補足…
野中神社の入口って。
地図上では、南町通りから入れそうな位置だが、(その学生さんが持ってた地図も、然り。)
実は、南町通りからは見えないし入れない!!(苦笑)
一旦、サンモール一番町のアーケードに入って、
壱弐参(いろは)横丁の向かい側に有る
狭い小道から入らねばならぬのだよ。
ん?(´・ω・`)
あの辺って…
冥土喫茶が無かったっけ?(爆笑)
神社でメイド…(爆)
ギャラリー・黒猫貴族の館の営業日だった訳だが。
その通勤(笑)途上、何やら地図を片手に迷ってるとおぼしき
中学生(?)グループを発見。
制服だし、時期的に修学旅行かな〜?
…と見えたので、思わず声を掛けてしまった訳だ。
…話聴いたら、やっぱり道に迷ってて、【野中神社】に行きたいのだとか。
(渋いっ…否、ミーハーか?…理由は後で判る。)
地図で示しながら場所教えたが…
考えてみたら、我輩のギャラリーから目と鼻の先。
しかも野中神社って…入口が分かり辛い場所なんで、
先導して連れて行く事に。
…引率の先生、には絶対見えないな我輩。(爆笑)
むしろ、悪の道に引き摺り込む、ハーメルンの笛吹き…(爆)
道すがら話を聞いたら、修学旅行ぢゃなくて
課外授業だったらしい。
…紛らわしい!
ぬぅ。(´・ω・`)
だったら、あっさりと場所を教えずに
散々迷ったり、目的外の別な発見させた方が
教育上、良かったのか…??
迂闊っ(汗)
そーいえば、野中神社って…
神社らしく無い神社で。(笑)
コンクリート造りの建物の二階に有るの。
しかも野中神社ギャラリーってのが有って、
たまに写真展とかアートイベントやってたりするんだよね♪♪
あと…
野中神社と言えば、縁結びの神様…
と言ったら女子生徒に速攻で、
『だから、そこに決めたんです!』と、即答されてしまった。
…瞳キラキラで。(笑)
ふっ…(-_-)y-〜
若いなぁ…(´_`)
青春だねぇ…(←遠い目/笑)
白馬の王子様狙いってか?
(案内した我輩は、白馬の王子様ぢゃ無くて、蒼い馬に乗った黒衣の死神だしな。/笑)
男三人&女二人のグループだったのだが、
同じグループの男子生徒諸君は、アウト・オブ・眼中か。(爆笑)
そんな訳で、野中神社の鳥居の所まで案内した訳だ。
まー、そんでお終い。
ぁ、補足…
野中神社の入口って。
地図上では、南町通りから入れそうな位置だが、(その学生さんが持ってた地図も、然り。)
実は、南町通りからは見えないし入れない!!(苦笑)
一旦、サンモール一番町のアーケードに入って、
壱弐参(いろは)横丁の向かい側に有る
狭い小道から入らねばならぬのだよ。
ん?(´・ω・`)
あの辺って…
冥土喫茶が無かったっけ?(爆笑)
神社でメイド…(爆)
Posted by 黒猫伯爵 at
12:16
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