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2013年05月14日

端午の節句も、やっぱり恐い。笑

3月に雛祭りの裏に隠された、本当は恐い呪術的意味の話をしたので。

折角だからシリーズで端午の節句の呪術の話もやってしまおう。(苦笑)
ネタ的に時期遅れだが…



1月1日の元旦は兎も角。
3月3日が桃の節句で、5月5日が端午の節句、7月7日が七夕、9月9日は重陽の節句(又は、菊の節句とも。)…と、
一桁の奇数の月・日が重なる毎に節句が有る。
…天文学的意味よりも数秘学的意味が強い。


ちょっと雛祭りの呪術の補足から話を進めるが…

雛祭りは『娘を天皇に嫁がせたい』という、当時の平安貴族の権力欲・政略結婚目的の呪術である事は以前に述べた。
(雛祭りでの菱餅・白酒は、呪術を成す為の『供物』と考えて良い。)

…では逆に。
娘・女の子では無く、息子・男の子の場合は、どうか??

残念ながら、いくら貴族の息子とは言え、外部の男の子は天皇・皇族にはなれないのだ。(苦笑)
天皇になるのは、皇族の男子(例外的に女性天皇も居たが。)で、
女の子ならば、天皇のお手付き(笑)になって皇后・皇族に入る可能性が有るが、
男の子には可能性が無い。(だから男の子専用の『お祭り=呪術儀式』が無い。)



…では、端午の節句・子供の日。

子供の日、と言えば『鯉のぼり』である。

コレは『鯉の滝昇り』の故事に因み、子供(男の子)の出世を願う物。
…前述の通り、外部の男の子は権力頂点の天皇になれぬ以上、
朝廷の支配構造の中では、階位で出世して権力を得るしか無い。

だが、これはおそらく…平安時代より後、時代が下り、暦・節句の概念が一般化した後に附加された物だろうと思う。
特に、兜・五月人形(武者人形)は、平安貴族の世では無く、武士の世になってから。


本来の端午の節句の呪術的意味は…やはり子供の厄除け祈願だろう。

鯉のぼりに注目すると。
一番上に来る『吹流し』。
…これは本来、陰陽五行思想に基づいた5色のカラーリングである事に気付くと思う。
建築物の建前や神事でも見掛ける様に、5色のアレだ。

吹流しそのものも、風にはためけばパタパタと音がするし、
鯉のぼりのポール頂上に有る風車も、風に回れば、やはりカラカラと音がする。

コレは音(音霊)で悪霊を祓う、厄除けの意味、
良い風(良い霊の出す音)で悪い風(悪霊)を祓うという、陰陽五行思想・風水思想だろう。

…故に、男の子の祭り日、ではなく。
『子供の日』なのだ。
  


Posted by 黒猫伯爵 at 21:52Comments(0)