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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2013年06月30日

ドールと縄文女神土偶。

一昨日の金曜日の事だが。

仕事終わってウチ帰って、晩酌しながら(苦笑)何気なく某国営放送を観てた訳ですよ。

夜8時からの「東北Z」だっけかな。
(東北地方のみOAのローカル番組w)

その番組で、縄文時代の土偶を特集してて、これがえらく興味深かったなー。

主題となったのは、国宝にも指定された、
山形県舟形町で発掘された土偶で、
通称・「縄文女神」と呼ばれてる土偶。
しかも、これが全高45cm程の自立する土偶で。

…これが、細かく分析すると、頭部や背面に小さい貫通穴が開いてて、
そこに鳥の羽根を差し込んで、
祭壇に置く様な用途だったらしい。


…え゛。背中に羽根ですか??

つまり、こーゆー事ですね??
(画像参照)

背中に羽根を差し込んで、祭壇に置くって…

我輩、ドールでやってんですけどwwwwww←
うーむ、我輩の発想は縄文人と同じなのかwwwwwwww


同じ様な事やってるって、やっぱり縄文人の血なのかね〜(笑)


背面に羽根を配するって事は、仏像の背面に有る光輪・後光の意味にも近いのかな??



土偶にも色々な種類が有って、用途も各々違うらしい。

こういう立像形の土偶は、主に住居等に置かれる祭祀用途で、
青森の三内丸山で大量に見つかった、十字架形の板状土偶は、
紐を通してペンダントにした様だし。
(まるっきりクロスペンダントww)

遮光器土偶の小さい奴は、手に持って使ったらしい。(画像参照)
…密教の独胡みたいなモンか??(笑)


八戸で発掘された、通称・「合掌土偶」も素晴らしかったが、アレの用途は何だったのだろう??(笑)



これら、縄文時代の土偶は、東日本…特に東北に多かった。
おそらく、十和田湖を中心とした「環十和田文化圏」特有の物だろう。
(十和田湖は、縄文後期に十和田火山の噴火で出来た火口湖。…つまり十和田火山が山岳信仰の対象だったのだろう。)



…どれ、またもう一体作るか〜♪♪




余談だが、この番組の前に、
「クローズアップ東北」(これまたNHK仙台でやってる東北ローカルw)も観たが。

福島の原発避難区域の中で、野ネズミやイノシシが増えてるらしい。
(農家さんが残した作物や住居が、彼らが増えた理由らしいが)

…その増えたイノシシを捕まえても、肉は放射能の蓄積で食用には出来ないとか。

生態系が激変してる。
  


Posted by 黒猫伯爵 at 10:02Comments(0)