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2014年02月03日

【悪魔のよもやま話】節分とハロウィン。

たまには悪魔らしい話をしよう。(笑)

今日は節分。
…何故福は内・鬼は外なのか?何故鬼を払うのか?

まず、その「鬼」について興味深い話をしよう。陰陽思想での鬼。

画像の図を見て頂きたい。これは陰陽思想を表した図だ。

陰陽思想では東西南北・360度の方角に各々、春夏秋冬と誕生・老衰・死という人間の人生(時間)を重ね合わせる。

即ち東=大陽が昇る方角が誕生、西=大陽が沈む方角が人生の黄昏・老いる…だ。

そして北は大陽の消えた闇の世界「死」を表す。

毎日太陽が出て沈む繰り返し、毎年の季節循環と同じ様に、
人間も誕生と死を繰り返す…輪廻転生を繰り返すという思想。

興味深い点は。
その北から東へ移り変わる境目、同時に冬から春へと移り変わる境目。
これが暦で言う立春前日の「節分」で、方角で言えば「鬼門」なのだ!

陰陽思想を表した画像の図を見て頂きたい。

北東の方角「鬼門」の方角とは、
北=死から東=誕生へと切り替わる「蘇生(再生)」の意味を持つ。
そして北東の方角は蘇生、死者が新たな命を得る時期。
…別の見方をすれば、死者の世界・黄泉の国であり、先祖霊が居る世界という解釈も出来る。

その黄泉の国へ繋がるゲートが開いてる方角こそが「北東」であり「鬼門」なのだ。

従って本来その鬼門の方角から来る「鬼」というのは、死者の霊・先祖霊の筈である。
(人が死ぬ事を「鬼籍に入る」という言い方もする。)

…余談だが死者を北枕に安置する事(又は、北枕は縁起が悪いという俗説)は、
一枚目の図で判る通り陰陽思想では北が死を意味する方角だからだ。
(これは仏教伝来より遥かに以前からの考え方。)

北の天空に有って動かない北極星こそ死者の霊が帰る場所、全宇宙の中心、全能神・宇宙創造の神が居る処というのが、
陰陽思想に基づく「北天思想(天帝思想)」な訳だが…

その天帝思想をちゃっかり利用し、天帝を天皇にすり替えて権力者に都合良く作られたのが大和朝廷の天皇制であり日本神話な訳だ。(笑)
…その上、平安時代以降に都(京都)から見て北東の方角・鬼門の鬼を滅ぼそうと東北地方に兵隊を送り込んだ訳だから、
如何に大和朝廷が滅茶苦茶な考え方・やり方をしてるか分かろう。(苦笑)


休題閑話。話が逸れた。


兎に角、鬼門の方角から来る鬼とは先祖霊の筈だ。

陰陽思想の考え方からすれば死者の霊・先祖霊は生まれ変わるのである。
…但しそれは三次元の現宇宙・人間界にでは無く、高位の世界・天界に、だ。(←重要!)

それを見事に表したのが縄文時代の遺跡・大湯環状列石と黒又山ピラミッド。
葬送儀式の場である環状列石が陰陽思想を表す配置に並べられ、北東・鬼門の方角、しかも環状列石から見える位置に黒又山ピラミッドが有る。
…死者の霊が北東・鬼門の方角のピラミッドに登る=高所、即ち高位・天界に登るという事を、極めて明確に理解させる造りだ。

この辺はキリスト教でも死者は天国(天界)に行くという考え方なので、
基底となる思想体系は世界中に共通して存在するのかも知れぬ。
…鬼門の方角から先祖霊が来る、鬼が来て悪さをするというのは、時期や方角こそ違えど西洋のハロウィンと同じじゃないか。(爆笑)

その鬼を何故払うか?

本来、陰陽思想でも死者の霊は順当に行けば天界に蘇生(転生)する。
…もし某かの理由で天界に転生出来ない霊、即ち現世に留まる霊が居り、
それが鬼化して悪さをするので除ける…というのが鬼払いの理屈だろう。

この点で言えば仏教で言う処の成仏しない霊、不成仏霊が「鬼」であり、
現世に留まり蘇生する…という点で言えばブードゥ教の「ゾンビ」(笑)と同義だろう。

死者の霊を順当に天界に送る、死者の霊=鬼が災いを起こさぬ様に対処するという点では、
陰陽師も仏教の僧も神道の神主もキリスト教のエクソシストも、儀式技術の体系が違うだけで、やってる事は同じ。(笑)

世界中に共通基底となる考え方は散見される。

聖書によれば。
神の罰で人間同士が言葉を通じなくなった(即ち多言語化した)と有るが、何も神の罰では有るまい。
単に民族が分派・移動したり、考え方の違いによる体制派・反体制派の争い、放逐を繰り返して多様化した…という歴史が権力者側によって聖書に記されて来たという事だろう。


…また脱線だ。(苦笑)


先祖霊が現世に帰って来るという点では「お盆」もだが…
節分の鬼が先祖霊でも不成仏霊で在るのに対し、お盆に帰って来る霊は真っ当に(笑)成仏した霊なので、別の意味・理由が有る。

それは又の機会に。  


Posted by 黒猫伯爵 at 10:37Comments(0)