2010年05月20日
坂本龍馬は大嫌い!!
…なのだ、我輩。
何か、生理的に好きになれない。
(我輩に流れる東北人の『血』の所為か?)
どうして、世間一般で、これほど坂本龍馬がモテ囃されるのか理解出来ぬ。
確かに、倒幕→明治新政府へと移行するのに
重要な役割を果たしたのではあろうが…
結局は
【権力を取って天下を動かした】
という事だ。
つまり、どっちみち【権力】に寄り掛かって、
権力を頼りに事を成そうとした…
という処に変わりは無い。
…此所だ。
多分、此所が、我輩が坂本龍馬を好きになれない理由だ。
我輩、反権力・反天皇・アンチ巨人だし。(苦笑)
政府や権力に頼らず、自主自立で事を成し遂げた人物の方が、余程好きになれる。
例えば、明治初期に生まれた会津出身の
【松江春次】。
彼は努力の末、日本初の角砂糖生産に成功し、
サイパンに『南洋興発(株)』を設立して製糖業に乗り出す。
当時、日本の移民政策で入植事業に失敗した
サイパンの日本人を救ったという。
(※↑ろくすっぽ現地調査も無しで、南洋の楽園として日本政府が騙し討ち同然に入植を斡旋した。※)
その後、南洋興発(株)は水産・繊維・貿易…と
『北の満鉄(満洲鉄道)・南の南興(南洋興発)』
と呼ばれる程の成長を遂げるが、
その松江春次自身は、質素な暮しを変えず、
故郷の工業高校に莫大な寄付をしたり、
医療・教育に支援を続けたという。
…うーん素晴らしい。
企業の社会還元というのは、こういう事を指すのだ。
利益ばかり追求する資本家の豚共に教えてやりたい。
さて…
その南洋興発だが…
時代は急を告げ、日本の軍国体制に飲み込まれて行く。
後には、特務機関の隠れ蓑にされる事も。
…因みに、ビルマ(ミャンマー)独立を推し進めたのも、
日本の特務機関である。
現地でビルマ独立の父『雷将軍』と慕われたのが、
その特務機関員の日本人なのだ。
(同じく独立戦争に参加した救国の英雄が、ビルマ民主化運動のスー・チーさんの祖父、アウン・サン将軍。)
この辺は映画『ムルデカ』にも一部出てたかな?
残念ながら結局、終戦と共に南洋興発は消え去ってしまうのだが…
さて、その松江春次の兄、松江豊寿は人道的な軍人として評価が高い。
(映画『バルトの楽園』にもなった。)
『坂の上の雲』で有名になった秋山兄弟並に知名度が有っても良いと思うのだが。
何か、生理的に好きになれない。
(我輩に流れる東北人の『血』の所為か?)
どうして、世間一般で、これほど坂本龍馬がモテ囃されるのか理解出来ぬ。
確かに、倒幕→明治新政府へと移行するのに
重要な役割を果たしたのではあろうが…
結局は
【権力を取って天下を動かした】
という事だ。
つまり、どっちみち【権力】に寄り掛かって、
権力を頼りに事を成そうとした…
という処に変わりは無い。
…此所だ。
多分、此所が、我輩が坂本龍馬を好きになれない理由だ。
我輩、反権力・反天皇・アンチ巨人だし。(苦笑)
政府や権力に頼らず、自主自立で事を成し遂げた人物の方が、余程好きになれる。
例えば、明治初期に生まれた会津出身の
【松江春次】。
彼は努力の末、日本初の角砂糖生産に成功し、
サイパンに『南洋興発(株)』を設立して製糖業に乗り出す。
当時、日本の移民政策で入植事業に失敗した
サイパンの日本人を救ったという。
(※↑ろくすっぽ現地調査も無しで、南洋の楽園として日本政府が騙し討ち同然に入植を斡旋した。※)
その後、南洋興発(株)は水産・繊維・貿易…と
『北の満鉄(満洲鉄道)・南の南興(南洋興発)』
と呼ばれる程の成長を遂げるが、
その松江春次自身は、質素な暮しを変えず、
故郷の工業高校に莫大な寄付をしたり、
医療・教育に支援を続けたという。
…うーん素晴らしい。
企業の社会還元というのは、こういう事を指すのだ。
利益ばかり追求する資本家の豚共に教えてやりたい。
さて…
その南洋興発だが…
時代は急を告げ、日本の軍国体制に飲み込まれて行く。
後には、特務機関の隠れ蓑にされる事も。
…因みに、ビルマ(ミャンマー)独立を推し進めたのも、
日本の特務機関である。
現地でビルマ独立の父『雷将軍』と慕われたのが、
その特務機関員の日本人なのだ。
(同じく独立戦争に参加した救国の英雄が、ビルマ民主化運動のスー・チーさんの祖父、アウン・サン将軍。)
この辺は映画『ムルデカ』にも一部出てたかな?
残念ながら結局、終戦と共に南洋興発は消え去ってしまうのだが…
さて、その松江春次の兄、松江豊寿は人道的な軍人として評価が高い。
(映画『バルトの楽園』にもなった。)
『坂の上の雲』で有名になった秋山兄弟並に知名度が有っても良いと思うのだが。
Posted by 黒猫伯爵 at 09:55│Comments(0)