2011年09月11日

東日本大震災と悪魔の予言。

大震災から半年。

同規模の被害を出した千年前の貞観地震前後の出来事を改めて調べた処、意外な事実が浮かび上がった。

年代順に並べてみる。

802年:蝦夷(エミシ)の棟梁、阿廷流為が朝廷側に投降
840年:兵庫で大地震
この年代、冷夏・飢饉・災害続発
862年:慈覚大師が恐山、毛越寺開山
863年:京都で御霊会(ごりょうえ)を初めて実施
869年:貞観地震

どうだろうか?

1993年の大冷夏(タイ米を緊急輸入した年)、95年の阪神大震災。
90年代以降の毎年の異常気象…

時系列に若干の異差あれど、似た事が起こってる。

当時、災害や変事は怨霊が原因と考えられて、
京都での御霊会は、その怨霊鎮めの呪術だった。
(勿論、飢饉の餓死者を慰霊する意味も有るが。)
この御霊会が、京都祇園祭りのルーツなのだ。

同様に慈覚大師による毛通寺、恐山の開山は、
京都から北東方向…つまり『鬼門封じ』の呪術でもある。

世界遺産になった平泉の毛通寺だが、
開山は慈覚大師で、その後大規模な伽藍を造営したのが奥州藤原氏。

仏教遺構という理由で世界遺産になった訳だが…
この様な呪術的バックボーンが有る事を、どう伝えて行くか。


…話が逸れた。

実は、更に興味深い事に。

阿廷流為が投降してから貞観地震まで67年。

太平洋戦争の敗戦で、昭和天皇が人間宣言を行ってから東日本大震災まで66年。

実に因縁めいた期間の一致と言わざるを得ない。

土地の『気』を変えるには数年〜数十年を要すると言われる。

呪術的観点で言えば…
国の(霊的な)支配者の交代により、
土地の気のバランスが変わり、約60年強で大震災が起きた事になる。

裏を返せば、1945年の敗戦を以て、天皇家は日本の神の座から滑り落ちた。
現在の天皇家は、魂の抜けた抜け殻である。


さて…

では貞観地震以降の出来事を並べてみる。

870年代:陸奥で地震多発、旱魃、飢饉、京都で大火
882年:陸奥を始め、上記事象が発生した各地に陰陽師が派遣される
939年:平将門の乱

…歴史を見る限り、大震災から10年以上、余震・誘発地震が続いた事が分かる。

今回も同じ様に、10年以上余震活動が続くだろう。

そして、平将門の様に、東北・関東の分離独立を求める動きが出る筈だ。

今は未だ顕在化してないが、
国の支援が必要な東日本と、その増税だけが掛かる西日本との心理対立が増すからだ。



Posted by 黒猫伯爵 at 07:28│Comments(0)
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