黒猫貴族の館

ニュースになってる、例の光市母子殺害事件の死刑判決確定。

色々な人が色々な論点で、論争してるが…

どうも、ドンドン本筋から掛け離れた議論になってる気がしてならない。


『死』


そう…『死』なのだ。


１８歳だ何だ。
更生の余地がどーたら。
死刑制度そのものが云々。


そんなものは枝葉末節な話。
『人間の死』からドンドン乖離して行く話で。


シンプルに『死』。



死刑制度存続論には『犯罪抑制効果』が有ると言われる。

本当に犯罪抑制効果を狙うんだったら、
密室で死刑執行するのでは無く…


『公開死刑』にして、一般に広く報道したらいい。


そうして『死』というものを目の当たりにしてこそ、
犯罪の抑制作用になるのだろうし、
その刑罰を与える事が良いのか悪いのか、
『死』を目の当たりにしてこそ、ちゃんと議論が出来る様になるんだと思う。


裁判員制度が必要だったなら、
民間人の死刑の立会人制度も作ったらいい。


そうして『死』を目の当たりにして、
『死』とは何か、何の為に死を与えるのか、考えたらいい。

そこから、ちゃんとした議論が始まる。


…因みに我輩は…
死刑の賛否、どっちが良いとも言えんな。

ひとつ言えるのは…
『死刑を密室にするな。公開死刑でやれ！』だな。

何故、公開に出来ないのか？？
その理由は？？残虐だから？？




石原都知事みたいな、徴兵制論者や、国軍論者殿。

彼等は、その先に有る『死』(他人も殺すし、自分も殺される)という事を、
ちゃんと自分の事として考えているのだろうか？？

『殺す事』『殺される事』の『重み』。



石原都知事殿。

どうぞ死刑執行官になって、
是非その手で死刑執行ボタンを押して頂きたい。

その後で、徴兵制や国防を語って頂きたい。



…まぁ、ボケかけ石頭脳細胞には、何の神経伝達信号も起きないかも知れんがな。(爆笑)