2014年06月12日

湊安東氏。

先日の秋田JAビルの現場に来て下さった皆様、有り難う御座いました★
いやー面白かったです。(´▽`)
…秋田の男の娘は粒揃いでクオリティ高いな←(あ?)

毎度ながら秋田へ行く国道7号線は走ってて気持ち良いです。
癒されるわ〜(´ω`)



さ(・◇・)て

秋田市は佐竹氏が城を築いた城下町、みちのくの小京都で御座います。
…って、2時間サスペンスのオープニングかっ!!←(笑)
片平な●さとか船越英●郎が出て来るよーな。


冗談は\(・◇\≡/◇・)/置いといて。

佐竹氏が入城する前に秋田を統治していた安東氏の話で御座います。

…安東氏と言えば、東日流(津軽)・十三湊(現在の十三湖)を拠点に、大陸まで日本海交易を行って、
「安東水軍」としても有名な部族ですね。
その交易範囲は広く、朝鮮半島の韓国にも安東(アンドン)という地名が有る程。

元を辿れば奥州・安倍氏の系列。

その安東氏(の分家?)が交易拠点の港町である秋田、現在の土崎の地に城を構えたのが「湊城」。
その湊城をリサーチするのが今回の私の任務だ。(←おぃ!!イベントか遊びかどっちだァァァア!!)

で。

この湊城跡に有る土崎神明社(土崎神社)に来て、標柱を撮影しようと携帯を取り出して構えた瞬間。
それまで晴れてたのに突然ザザザ…と大粒の雨が!!!Σ( ̄△ ̄;)

…どんだけ神様に嫌われてんだ我輩wwwwwwwwwやっぱり悪魔だからかwwwwwww←

空を見上げたら、晴れ間は出てて真上だけなんだよね雨雲。(苦笑)
しかも慌てて雨を避けて移動したら、少し離れた場所では全く降って無くて、道路も濡れて無い。
…局所的に1km位の範囲だけ降ったみたい。

うーむ………(-ω-;)



さて、この秋田。
奈良時代に大和朝廷が日本海側の蝦夷支配の為に出羽国鎮守府、秋田城を築いてる。
この秋田城が大和朝廷北限の城で、それより北側は朝廷の統治の外だった。
…最も。討伐という侵略作戦自体は、その北側の男鹿半島まで及んでおり、蝦夷浜の伝承という話も残ってる。

その秋田城は雄物川河口、右岸の小高い丘の上に有る。
そして安東氏の湊城は、その目と鼻の先、より海岸に近い全くの平地に有った。
(余談だが雄物川。同じ「おものがわ」という読みで「鬼面川」というのが米沢市に有る。元々の古名は鬼面川じゃ無いのか??)

秋田城は大和朝廷の城とは言え、そこに赴任した大和朝廷の役人達は、辺境で目の届かぬを良い事に蝦夷との密貿易に精を出し私腹を肥やす事が往々にして有ったらしい。(苦笑)

結局、平安時代から室町時代に掛けて、次第に大和朝廷の統治能力が衰え、
在地の蝦夷を取り立てて統治を任せる事で朝廷支配の体裁を取り繕い、お茶を濁してたのが実態。
その蝦夷の安東氏が朝廷とは全く別個に大陸との交易をやってた訳ですから、
実質的には半独立の『自治区』と言っても過言では無いだろう。

奥六郡(秋田〜岩手の内陸南部)の統治者だった奥州・安倍氏も元々は蝦夷で。
大和朝廷側の正史では、大和に帰順した蝦夷の酋長、俘囚長という事になっており、
その安倍氏は地元の伝承によれば「日本将軍(ひもと・しょうぐん)」の称号を得ていたと言う。

…興味深い事に、土崎にも有りましたよ。
『将軍野』という地名が!!!
湊城の後背地、秋田城との間辺りに。
うーむ、妙に符合するなぁ…
(最も、安東氏が勃興するのは奥州・安倍氏滅亡後だが。)


朝廷側の役所である秋田城と湊城の位置関係から察するに。
…おそらく最初は秋田城下に暮らす蝦夷、朝廷側の言い方で述べるなら俘囚だったのだろうな。
それが次第に力を持ち、朝廷の役人に代わる実質的な統治者に成長していったのでは無かろうか?
湊城は立地条件からすると戦の為の城というより、行政庁舎という感じがする。


その安東氏。初代・安東鹿季が土崎に城を築いた1394年から末代・安東実李まで、
実に200年間に渡り秋田を統治し、善政を敷いて民衆に慕われたらしい。
…これは奥州・安倍氏も同様で。
大和朝廷側の正史では悪辣な反逆者とされているが、
実は在地民衆に対しては善政を敷き、民衆には慕われていた。

事実、民衆が年貢を納める際にも、村長が「年貢には赤布(平氏の系統=安倍氏を表す)を用いよ、白布(=安倍氏と対立した源氏、源義家側を表す)を用いるべからず。」と檄を飛ばしたという伝承が有るそうな。

…当時は、民衆側が納税先を選べたんだね。(笑)
現代よりも遥かに民主的社会じゃん。(爆笑)

この辺の奥州・安倍氏の話は、又の機会に。



Posted by 黒猫伯爵 at 09:44│Comments(0)
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湊安東氏。
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