2015年02月21日

それは『権現頭』。 〜悪魔の四方山話〜

大阪の箕面公園に頭蓋骨が置かれていたそうだが…

日本人は元々、頭蓋骨を神聖な物として祀っていたんだよ。(笑)先祖霊・先祖神として。マヂな話。

…という訳で、たまには悪魔らしい話でもするか。(笑)

密教・修験道の方では『権現頭(獅子頭)』を祭壇に祀り、厄払いの儀式をしたりする。

この権現頭…獅子頭は先祖神・先祖霊の力を示現する物。

東日本、特に東北地方に於いては『鹿躍り(シシおどり)』と呼ばれる民俗芸能が多い。
これは西日本の『獅子舞い』とは全くの別物である。

この東日本の『シシおどり』は、元々先祖慰霊や悪霊払いの為に踊られた物だ。
(つまり『神楽』と同じ。)
この『鹿躍り・シシおどり』に被る獅子頭は、神聖な先祖霊・先祖神が宿る物であり、それを仏教・密教的な表現として『権現頭』と歪曲に言ってるだけで、
元々は直に『頭蓋骨』で有った事は間違いない。 (頭蓋骨は部族の長の頭蓋骨であり先祖神が宿る)

鹿躍りと一口に言っても、その地域・部族によって少しずつ異なる。
岩手県でも北上の『鬼剣舞』や花巻の『鹿舞い』、盛岡の『さんさ躍り』と違いが有るが、
先祖慰霊や悪霊払いとして踊られる点は共通している。
…鹿躍りの装束で背中に背負う『ササラ』。
これを躍りの中で地面に激しく打ち付ける(=音を出す、『音霊』)事で地霊・悪霊を払うのだそうだ。

さんさ躍りも、女性の装束は頭の上に(仏教的に)蓮華の花を模しているが、
その太鼓…締め太鼓の外周には縄文時代以来の呪術紋様である赤と黒のギザギザ・波形紋様が見られる。

…この辺。先祖霊・先祖神が村民・子孫を悪霊から守護するという考え方は、『道祖神信仰』と同じ。

これが本来の『氏神様』に対する信仰、本来の神道であり、
天皇を祖とする神道は大和朝廷によって人工的に統一された物。
天皇信奉は民衆の信仰とは違う。


さて頭蓋骨=先祖霊・先祖神=権現頭・獅子頭…という流れは有る程度、ご理解頂けたと思う。


徳川家康が『東照権現』として当たり前に祀られた様に、
近世・江戸時代までは神仏習合時代であり、頭蓋骨(又はミイラ、即身仏)=権現様に対する親しみの意識は当然の如く民衆の間に有ったろう。

しかし、それは西洋キリスト教諸国から見たら、まさに悪魔の所業・未開の野蛮人に見えた事も疑い様が無い。(苦笑)
…事実、修験道の所謂『即身仏』の存在を知ったカトリックの宣教師が、
『東洋に悪魔が居た!』とバチカンに報告した事も有ったそうな。(笑)
…明治維新で新政府が西洋キリスト教諸国と付き合う様になった際、それはマズイ…となったのも頷ける。
それが故に明治新政府が強引に神仏分離で『国家神道』を打ち立て、修験道を規制したのも西洋キリスト教諸国のスタンダードに合わせる側面も有ったろう。

結果から言えば、この明治新政府の方針は間違いだったろうと思う。
…間違いというよりも、メリットよりデメリットの方が大き過ぎた。
(西洋諸国のスタンダードに合わせた事が今日の日本の困難の遠因。むしろ東洋のガラパゴスの方がマシだったろう。)

頭蓋骨・権現頭に対する民衆の信仰は日本文化そのものであり、
侵略に明け暮れた野蛮な西洋人にクチを出される筋合いは無い。

…余談だが、日本人ほど『ドクロを可愛く描ける』民族は他に居ないらしい。(笑)さもありなん。


さて、その神聖な頭蓋骨を、古代の縄文人達はどの様にして得たか?

それは『鳥葬』であったろう。
(湿気の多い日本の気候風土では『風葬』は難しい。)

死体の肉を鳥に食べさせ、鳥が霊を天界に運ぶ。
…その神鳥を呼ぶ・休ませるのが神社の『鳥居』の原点である事は間違いない。

そして大方の腐肉を鳥が食べ、浄化された後で残った腐肉を取り除き、綺麗な白骨・頭蓋骨に仕上げる人達が居たろう。

これは神官や『名誉有る選ばれた人達』であると同時に、
常に感染症の危機(当時の考えでは悪霊の仕業)と隣り合わせの作業であり、彼等が一般民衆とは隔離区別されたのも自然、当然の事。

故にそれが次第に『穢れ』として敬遠され、時代と共に『被差別民』となっていったのも頷ける。

こうして得る頭蓋骨(先祖神の宿る物)が、次第に作り物の獅子頭・権現頭に置き換えられたのは…
ナマモノの生け贄(笑)が次第に『土偶』に置き換えられた流れと軌を一にするものだろう。


我々が鹿躍りを舞う様に、縄文人達は頭蓋骨を頭に載せて舞っていたのかも知れない。

『北天の鬼神』(菊地敬一氏の著、岩手日報社刊)の中で、
青森県五所川原市で撮影されたと有った写真には…

祠の前に、人間の頭蓋骨と遮光器土偶が仲良く鎮座している写真が有った。


『アラハバキを拝んだ者は、皆仲間だ。』
というキャプションと共に。



■テーブルに人の頭蓋骨=大阪・箕面市の公園
(時事通信社 - 02月20日 10:01)
view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3282931

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Posted by 黒猫伯爵 at 03:44Comments(0)

2015年02月16日

何気に2015年初。(苦笑)

すっかり日記の更新が滞ってましたが、黒猫貴族会員の諸兄はお元気であられるか?

…今年初の日記更新(苦笑)なのだが、今更年始の挨拶という事も無いので省略←

兎に角、今年も各地にお邪魔するんでよろしく〜(^O^)



何でこんなに長期間、日記更新が滞っていたかと言うと…何でだろ?!←(オイぃぃぃ!!)

今年に入って、別件の仕事もやる様になったんで忙しくなった(…というよりは纏まった時間が取り難くはなった)のも有るが…

単に寒くて冬眠していたという説も有る←(蛇か熊かァァァ!!)
…ホント今年に入って、作品づくりが全く停滞。
そろそろ活動せんとマヂにヤバイわ。



そ・れ・と・♪♪(・◇・)


今年の夏前に、また以前の様なお店を持つ様になるかも知れん。
(まだ確定した話じゃ無いので、ハッキリ言えない。ごく内輪の数人には話したが…)
…以前の『ギャラリー・黒猫貴族の館』程は大きく無く、ごく小さいお店になると思いますがね。

店舗名は引き続き『黒猫貴族の館』にするつもり。

なのでこの先、だいぶ忙しくなりそう。
5月には、花巻・土沢アートマーケットも有るし。



…しかし。


ホントにいいのかそれで。(苦笑)

今年、2015年は。
我輩が数年前から悪魔の予言で『世界的動乱が起きる年』と予言してた年だからね〜(苦笑)


このタイミングで、新規にお店を始めるというのは、本当に迷いました。
…でもこれは、運というか、タイミング。
先方さんから『お店をやりませんか?』とお誘いを頂いた話ですし、
宇宙の一連の動きの中の事なんだろう、と。(←どこまでスケール拡げるねん。笑)


…あくまで、まだ確定した話じゃ無いですけどね。(笑)
年度内には可否が確定するんじゃ無いかと。
(も、確定の方向で準備は始めてるけどw)



兎に角、確定したら告知しますわ〜
(あと関係者諸兄には直接メルしま。)
…と、日記更新もシッカリやらなきゃ←



取り合えず、今月22日…は『猫の日』!!(爆)
この日は山形ビックウィングにお邪魔します★


来月、3月8日は、いわき市のLATOVU。
3月15日は気仙沼市民会館です!!



出羽ッッッ!!(・◇・)ノ  


Posted by 黒猫伯爵 at 18:24Comments(0)