2008年12月24日

悪魔呪術と成功法則。

何?今日はクリスマスだと?
我輩のよーな悪魔がクリスマスなど祝うものか!(笑)


なので、たまには悪魔らしい話を。(大笑)


我が手許には『悪魔の呪法全書』という本が有る。

…世に、いわゆる『成功者』『勝ち組』
或いは『高僧』と言われる人々が、
この様な呪術と同様の事を行なっているとしたら、
驚くだろうか??


この本、実に実践的な内容の書で、センセーショナルなタイトルが付いてはいるが…
著者が意図的に書かなかった(或いは書けなかった)部分も多い様だ。

…一般に流通する本故、仕方あるまい。
(それは我らのみ、存じおれば良い事。一般民衆に教えるべき事柄では無い。)

それぞれ、個別の呪術のやり方も取り上げているが、
それよりも本書の『序章』部分に注目したい。
(個別の呪術については後程。例の地下研究室に置くので、黒猫貴族会員の諸兄は暫し待たれよ。)


本書の序章では、個別の呪法では無く、全体的体系的な事柄が書かれているのだが…
各呪術に於ける共通点、というか、やり方のコツを紹介していて、
コレが興味深い。

◆ありありと視覚化する事、何度も繰り返す事。

…コレは、いわゆる『成功者』と言われる人々の本の中や
口にする体験談に必ずといって良い程出て来る。

試しに、書店で…何でも良い。
『●●の成功法則』といった類の本を覗いてみたまえ。
必ず出て来る言葉だ。

つまり、世の『成功者』と言われる人々は(知らずの内に?)呪術と同様の事を行なっていた…
という事だ。

但しコレは、表層意識だけでなく、深層意識から想念せねばならない。
(表層意識と深層意識で異なる思考がある…というのは一般的に良く有る。)

その意味に於いて、『精神統一』『無我の境地』を目指す修行僧なども呪術を行なうに適した状態であると言え、
高僧などが法力(呪法)を発揮出来るのも当たり前。
(その点、分裂質の人間は呪術に不向きと言えるだろう。)
その状態に意識を持って行くには
或る意味、セルフ・マインドコントロールに近い。

『藁人形』などを用いるのも、
『視覚化しやすい』から、という現実的な理由である。


それから、呪術を行なう回数・期間と効果の出る時期については。

最低3回行い、効果が出るのは最低3日〜3ヶ月掛かると書かれている。

実際、人間の身体に
摂取した食事の効果が出るには3日掛かる、という実験結果とも符合する。(←ドクター中松氏が数十年掛けて確かめ、イグノーベル賞を受賞したと記憶しているが。)
3ヶ月、というのも、漢方薬や健康補助食品なども完全に効果が出るには3ヶ月掛かる、と言われており、
極めて合理的・実際的な理由の符合がある。

尚、土地など広範囲に呪いを施す場合…
陰陽道では土地の気…龍脈を変えるには3年掛かるといわれ、
歴史上、この呪法を実践したと思われる人物が居る。

誰を隠そう、『坂上田村麻麿』である。
…彼は征夷大将軍に任命され、多賀城に赴任した後、
実際に兵力を動員するのに3年待っている。(予備攻撃・小競合い程度の出兵は有ったろうが…)

実は彼は、有能な陰陽師でもあり、
敵対した蝦夷に対する呪術を行なった可能性が高く、(青森県で田村麻麿が呪術を施したという伝説の『日本中央の碑』が実際に出土している!!)
その効果が出る、3年というタイミングを見計らって出兵したと考えられる。

…因みに、その坂上田村麻麿を重用したのが、
怨霊を恐れ、長岡京から平安京へ強引に内裏を遷した
桓武天皇である。


…この話、まだまだ続きます。



Posted by 黒猫伯爵 at 20:05│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
悪魔呪術と成功法則。
    コメント(0)