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Posted by だてBLOG運営事務局 at

2015年03月11日

そうだ、国道6号線を走りに行こう!

東日本大震災から4年。

福島原発のすぐ脇を通る国道6号線も、ようやく通行制限が解除された事だし。
(個人的には、まだ制限解除は時期早尚だとは思うが…)

仙台〜いわき市まで国道6号線を辿ってみました。


国道6号線の上り方向は、岩沼市で国道4号線から分岐。

その分岐点は、大震災で津波を受けた仙台空港の少し南側。

この辺りはもう、震災の影など全く見えない程。
(とは言え、仮設住宅は全然減らないし、海側に行けば嵩上げ工事の真っ最中だが。)


しかし、亘理町や山元町に入ると様子は一変。


画像は、6号線から外れて少し海側に逸れた処。


まだ、復旧すら手付かずとしか思えない程。

道路のガードレールも、仮設のパイプを括り付けてあるだけだったり、
雨水が溜まって、全然抜けて無かったり。
(朝早い時間帯で、しかも生憎の雨模様の天候故に、画像は見難いが…)

大きな建物は山元小学校だが…

震災前は周囲に住宅が並んでたんだが、
今は茫遥とした荒野に、ポツンと被災した小学校が残ってるだけ。

ホントに、全然進んで無い。単に瓦礫を片付けただけ。
放棄された土地みたい。

…多分、危険区域として住宅再建が制限されて、
街づくりも何も決まっていないからかも知れないけど…

それにしても、ホント何も進んで無い。

ちょっと先の方で、破壊された海岸堤防の再建工事が始まってるかな?ぐらい。
…未だに通行出来ない道路も有るぐらい。


ホント、現地は未だ、こんなモンですよ。


もっとも、1キロも内陸側に行くと、全く被害を受けておらず、
普段通りの生活だったりする訳で。


残念ながら内陸側に住んでると震災の記憶が『風化』しつつ有るなぁ…とも思う。
(我輩の自戒も含めて。)


場所によっては、全く被害を受けて無い・被害は既に復旧された・今、復旧の端緒に就いた処・全く手付かず…と、
その地域によって様相はバラバラの斑模様。

被災者・被災地に『取り残され感』『忘れ去られ感』が出て来てる。



国道6号線に戻り。



新地町、相馬市…と抜けて。

松川浦や相馬港も震災前に何回も行った所だから見て置きたかったが、今回は時間の都合でスルー。
次回、いわきに行く時に立ち寄ろうと思う。


そしてドンドン福島原発に近付き…


馬を散歩させてる人を2回程見た。
…あぁ、相馬野馬追いに出る馬だろうか。
桜の時期が過ぎたら、野馬追いか…



道路の脇に『猪と衝突注意』の看板を矢鱈と目にする。
…この看板は、震災前には無かった。
原発事故後に猪の棲息数が増えたとは聞いていたが…

制限区域に取り残され、野生化した犬が道路を横切ったり。



で、いよいよ制限解除された区域に突入!!

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Posted by 黒猫伯爵 at 19:56Comments(0)